高68回生 小央 悠人(数学)

  高68回生の小央悠人です。
 この度10月26日より2週間、津名高校にて教育実習をさせていただきました。

 実習を通して1番感じたのは先生方が自分たちのために多くの時間を費やしてくださっていた事です。
 自分達が高校生の時に授業を受け、部活動をしていたことも先生方の影の努力があったからこそ自分たちは本気で打ち込めることが出来ていたのだと思いました。
 授業の際にはどうすれば生徒が理解しやすい授業になるのか、授業に興味を持ってもらうための工夫をするなど、時間をかけているのを見て自分たちが高校生の時も先生方は遅くまで残って生徒のために尽くしてくれていたのだと改めて思いました。

 そして実際に教壇に立ち生徒に授業をすることが非常に難しいと感じました。丁寧な授業=良い授業とは限らないこと、50分の授業の中で生徒に授業の内容を理解してもらうためにはどんなに時間を費やしたとしても足りないこと、先生方との教材研究の差を感じました。

 それに加えて部活の指導や朝の挨拶運動、模試の監督など教員の仕事というのは非常に多岐にわたるなと思いました。

 今年は実習生が自分1人だけといった状況でしたが先生方は積極的に声をかけてくださるなど気遣ってくださいました。

 この2週間を通して本当にわずかではありますが教員という仕事の大変さ、心構え、人を育てる難しさを知ることが出来たと思います。

 最後になりましたが、ご多忙の中、またこのようなコロナの状況下で教育実習を受け入れてくださいました校長先生、教頭先生、並びに教務の先生方や担当してくださった先生方に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 最後に在校生の皆さんに僕の支えとなっている言葉を送ります。
「倒れることなど何も恥ではない、そこから起き上がらないことこそ本当の恥である」。これから皆さんは色々な経験をすると思います。時には失敗することもあるでしょうが気にせずたくさんのことにチャレンジしてください。
 2週間という短い期間で皆さんにどういった影響与えることが出来たかはわかりませんが津名高校の卒業生として皆さんのご活躍を心より願っております。

 これから自分も社会人として頑張っていきますので皆さんも高校生活悔いのないように駆け抜けてください。2週間本当にありがとうございました。