2023年11月5日(日)グランドニッコー淡路にて同窓会を開催

 前回2019年、前々回2011年に開催、今回は4年ぶりの開催です。「10年ごとに同窓会をしよう」ということでしたが、「10年も待っとったら、おらん人でて来んでー。そろそろ同窓会した方がええんちゃう。新型コロナも制限が緩和されたし。」という声が出てきました。

 そこでリーダー土井一平(ポッポドイ・ケアハウス経営)の声かけにより、6月に私を含め地元の世話人が、同級生の田浦弘之さんの経営している楠本の陶芸工房付き民宿寿庵に集合し、11月開催を決定。その後はリーダー宅に定期的に集合、準備を進めました。

 今回も前回同様、LINEが役に立ちました。LINEは世話人12人だけの「同窓会幹事会」、同級生が誰でも入れる「28回同窓会」のLINEグループを活用。

 「同窓会幹事会」では、世話人がそれぞれの情報や意見を交換して、名簿の整理、案内の仕方や当日の段取りなどを確認していきました。

 「28回同窓会」では、みんなの関心を高めていただくよう、返信ハガキの近況欄で比較的詳しい内容が書かれている方を抽出し、リーダーが9月以降ほぼ毎日、1名ずつ、近況のコメント(内容に応じた歌謡曲の部分的な歌詞を添えた上で)を紹介しました。これが好評で、紹介された方からお礼のコメントは勿論、曲全体の歌詞とyoutube動画が毎回、投稿されたり、登った人しか見られない日本百名山の美しい風景写真が送られて来るなど、思わぬ反響がありました。

 その結果、77名という予想以上の参加者を迎えることができました。

 当日は受付開始が午前11時半でしたが、それを待たず大勢の方が会場前に訪れ、久しぶりに会った人同士の交流が始まっていました。今回は初めての試みとして、知らない人同士でも会話がしやすくなるよう参加者の自己紹介カード(名札等に貼りつけて使用)も手渡しました。

 12時からは別室に移動し、記念撮影。(後で出来上がって来た写真を見ると、全員喜びに満ちた、いい表情をしています)

 いよいよ12時半より1階アルテアの間にて開会、司会進行は、淡路ため池サポートセンター勤務の世話人岡部喜之が担当。軽妙な語り口で参加者を和ませていきます。

 まず、物故者の黙とう。若くして亡くなられた同級生のご冥福をお祈りしました。

 挨拶は世話人代表 土井一平。28回生の同窓会の歴史、前回以降に亡くなった大杖康之さん、山本悦夫さんの思い出、そして本日の同窓会への熱い思いが伝えられました。

 この後、会社役員の世話人楠雅晴の力強い発声で乾杯が行われ、楽しい宴が始まりました。

 座席はくじ引きにより10のテーブル席に振り分けられ、隣同士が初顔合わせという組み合わせも多いものの、互いに自己紹介を済ませた後は徐々に会話が進んでいきます。ビュッフェ形式の食事なので、席からの移動がスムーズ。社交的な人は食事もそこそこに、渡り鳥のようにあちこちのテーブルに移動し、旧交を暖めていきます。知り合いであっても長年あっていない故、風貌の変化に驚く場面もしばしば。65歳に差し掛かり時間に余裕ができ、初めて出席という方も多く見受けられました。

 話題も様々、高校時代の思い出、住所地の情報、家族の状況、健康状態、仕事や趣味の状況などを語り合って、今まで以上に親睦を深めることができました。

 プロジェクターにより、卒業アルバムのスライドや体育祭・文化祭の8ミリビデオも投影され、あちこちで当時を懐かしむ声があがりました。

 午後3時半に近づいた頃、阪神・近本選手の育て親と称される学習小学校元校長 織田裕行さんの指揮とCDのピアノ伴奏で校歌を全員で斉唱し、あらためて絆を確認しあいました。

 この後、私が閉会のことばを担当。出席者への感謝と再会に向けた期待を述べました。

 それだけではもの足りないということで、会場から、タッチさざなみ・電器店経営 漣庸次朗さんが指名され、五本指フル活用のユニークな「五本指締め」を説明、全員でこれを行ない、終宴となりました。

 その後は、帰路につく人、二次会に参加する人に分かれましたが、いずれも笑顔いっぱいで会場を後にしていただきました。

 不手際な点もあったと思いますが、世話人一同、やって良かったと胸をなでおろしております。同窓会バンザイ。

報告者) 世話人 久保浩嗣 :津名地区にて農業経営