高25回生 東京支部 藤本 晴子

  昨年11月24日(日)午前9時30分、東京駅南口に恒例の「つなこう会(趣味の会)」で集合しました。当初は「皇居乾門一般公開」を目当てに紅葉散策を予定していましたが、宮内庁が発表した日程が一週間ずれたために、急遽、皇居三の丸尚蔵館の美術鑑賞に変更して実施しました。参加者二十三名が秋晴れの下、交流を深めることができました。

 今回の「つなこう会」は、四十才台から八十才台まで、ご夫妻・母娘・同期生など、和気あいあいとした雰囲気で、皇室の絵画や彫刻・工芸品、公家の絵巻や古文書など、いにしえに思いを馳せ巡らせつつ、それぞれに堪能されたことと思います。

 尚蔵館へは大手門から入り、鑑賞後は平川門(旧江戸城の通用門で大奥に近かったこともあり、別名「お局門」と呼ばれていた)を出て、食事場所のホテル十二階へ。
 エレベーター待ちの間、歩いた歩数を話題にする場面も。レストランは南向きの窓側を大きなガラス窓から眼下に皇居東御苑の緑や丸の内・大手町のビル群が見える好位置に設けられ、天ぷら定食に舌鼓を打ちつつ会話が弾んでいました。
 散策に参加した思いや感想を一人ずつスピーチし、最後のジャンケンゲームで“よく歩いた賞”など、淡路島産の景品が当たるラッキーチャンスを設けました。
 参加者の目印にとバッグや帽子にリボンをつけること、余興の内容、時程など、発案した企画を受け取ってくださった支部長には感謝しています。食事会後は一旦解散し、希望された方々で再び皇居東御苑本丸を散策しました。

 当初の“皇居乾通りの紅葉”を諦め切れないのか。解散前に、「来年十二月第一日曜日」に「つなこう会」開催と発表されました。二年越しの紅葉狩りは実現するかどうか? 期待したいところです。

「つなこう会」の皇居東御苑梅林坂にて