淡路島の景観や歴史・文化を島内外に発信するという意図で、県民局が募集した「俳句で詠む淡路島百景」の内の一景、番城が丘に甦る津名高等学校を詠んだ句です。
丘の上の白き学舎風光る
母校で毎年開催される、野点席「観藤会」に友達に誘われて尋ねました。
坂道を上る茶席までの道中で何人かの男子生徒にお会いしましたが、どの方も 私達へちょっと微笑みながらきちんと礼をしてくださって、爽やかな気持で茶席へ 伺いました。白色と淡いピンク色の藤の花の下のお席で、女生徒の清々しい おもてなしで美味しくお茶を頂きました。
その日は青空の良いお天気で、みんなで周辺を散策させていただきました、 緑が美しく、ひと際高くにカリヨンの塔が聳え、又高台の白亜の校舎からは 大阪湾が一望でき、煌めく海を見下ろしながらのんびりさせて頂きました。
この学校で明るく学び、伸びのびと楽しい高校生活を過ごす皆さんを、
風光るとイメージしてこの句が出来ました。