津名高校71回生入学式祝辞  H29.4.10

同窓会長 高島玲子

 皆さまこんにちは、そしておめでとうございます。同窓会を代表して、お祝いを申し上げます。
 私は、同窓会長であり、これから皆様と直接お付き合いをさせていただく学校医の高島玲子と申します。宜しくお願い致します。
 本校は97年前の1920年、大正9年1月1日に、志筑町立志筑技芸女学校として設立されました。
 兵庫県立津名高等学校と校名が変更されたのは、1948年、昭和23年4月1日です。その翌年の1949年、昭和24年度卒業生を第1回生として、皆さまが71回生となります。
 私たちの多くは、この番匠が丘の校舎を知りません。
 今の関西看護医療大学の校舎が、私たちの学び舎でした。因みに私は16回生です。校舎移転は12年前になります。
 歴史は、不思議な物語を演出します。2005年の平成17年4月、校舎移転 竣工記念式典のテープカットをした内のお一人は、まさにその年に、初代淡路市長に選ばれた門康彦市長、15回生でした。
 結果として、津名高校と淡路市は、共に歴史を歩んできたことになります。
自主・誠実・勤勉の校訓は、まさに淡路市が標榜する「いつかきっと帰りたくなる街づくり」と基を一にするものです。
 母校は多くの先輩たちを輩出しました。しかしそれぞれの事情があり、故郷を離れて、時・所、変われど、みんな頑張っています。
 皆さま方は、今、そのスタートラインに就きました。
 「つなこう、would go」 「津名高ならやるぜ」 のスピリットを忘れず、積極的に前に進みましょう。
 さて、母校 津名高校は、3年後の2020年、オリンピックの年に100周年を迎えます。在校生の皆さまはもとより、今日出席されている御父兄、そして関係者の皆さまも一緒になって、盛り上げましょう。よろしくお願いいたします。
 その前哨戦として、昨年、同窓会有志によるジャズコンサートを開催しました。色々な試み、実行が、こうしたイベントの成功につながります。
 またこの度、私たちは同窓会のホームページを作りました。「百年、津名高校」と入れて、開いてください。
 母校が計画しています正門北側のロータリ―整備にも、同窓会として協力します。
 一人一人の力は強くなくても、津名高校に縁(えにし)のある皆さまが共に力を合わせることで、未来は開けてきます。
 『ともに、風を吹かせましょう』
 言葉足りませんが、皆さま方の先輩の一人として、エールを送り、お祝いの言葉とさせていただきます。
 おめでとうございました!