東京支部長 清水啓司
(高22回生)

 東京支部では、6月29日(日)に2025年度懇親会をアルカディア市ヶ谷で開催しました。27名の同窓生が集まり、和やかなひとときを過ごしました。今年は総会の開催はなく、懇親会のみのシンプルな会でしたが、その分、参加者同士の語らいがじっくりと楽しめる会となりました。

 特別企画として「平和を願う紙芝居」が披露され、子どもの頃を思い出すような懐かしい演出に、会場の皆さんも真剣な眼差しで耳を傾けておられました。続く余興はプロ演奏家による津軽三味線。力強さと繊細さを併せ持つ音色に、会場は大いに盛り上がり、終演後には「本物の迫力に感動した」「久しぶりに胸が熱くなった」との声が多く寄せられました。

 その後は、食事を囲みながらの懇談。学生時代の思い出話や近況の報告に花が咲き、会場のあちこちから笑い声が響いていました。日々の暮らしの中ではなかなか会う機会が少なくなりましたが、こうして集まればすぐに旧友の絆がよみがえるのは、同窓会ならではの温かさだと改めて感じました。

 今年後半には、9月28日(日)「小石川植物園周辺散策」、12月7日(日)「皇居乾通り紅葉散策」といった季節の自然を楽しむ行事を予定しています。自然の中で心を癒しつつ、世代を超えた交流を深めていただければ幸いです。

 本年度の懇親会も、多くの笑顔に包まれ、心に残る集まりとなりました。ご参加いただいた皆様に感謝申し上げるとともに、今回惜しくも来られなかった方々も、次の機会にお目にかかれるのを楽しみにしております。