令和7年1月5日(日)12時より、津名ハイツにて開催しました。3年5組は、文化祭の舞台で一致協力して演劇を演ずるなど、そこそこ結束の強いクラスだと思っていましたが、クラス会は卒業して間なしの時期に1度開催されたきり、その後は40歳を過ぎた頃に開催された学年全体の同窓会で顔を合わせたくらいという、淡白な繋がりになっていました。

 さはさりながらも、昨夏、級友の一人が、今年度、還暦を迎えるから同窓会をやろうと言い出し、それを受けて何人かが協力して、何とか開催に漕ぎつけることとなりました。連絡先が分からない人を手分けして探したりもしましたが、何人かは不明のまま。とはいえ、クラス47人中、19人(男性17人、女性2人)の参加を得ることができ、また、熱血というよりクールなイメージ(?)だった担任の池澤先生にもご参加いただき、思った以上に盛会となりました。

 喜寿を超えられた池澤先生から、マラソン等で体力を維持しているというお話をいただき、私たちも、まだまだ頑張らねばと、大いに刺激を受けたところです。その後、各人からの近況報告もありつつ、熱い語り合いのひと時となりました。同窓会というと、昔話に花が咲くという先入観がありますが、卒業後40年余を経たそれぞれの人生経験からは、今を、そしてこれからをどう生きるかについての様々な示唆をも得ることができ、本当に貴重な機会となりました。ただ、中締め前の校歌斉唱は、みんなで肩を組んで声高らかに、と期待したのですが、応援部に所属していた2人だけで歌うことに・・・残念(;_:)

 一般的に、還暦を過ぎると、仕事も一線を退いたり、子育てもひと段落したりして、自分の時間が持てるようになってきます。今回の同窓会は、北は北海道から南は福岡県まで、遠方からも参加いただきました。体形や頭髪の状態には多少の変化はありましたが、これを機に、つながりを回復して、これからの人生に彩を添えることになれば幸いです。若くして逝った級友にも思いを寄せつつ、、、

(文責) 植松浩二