高井 健一郎(高41回)

晩夏の候、同窓会の皆様におかれましては益々ご隆昌の事と存じます。

 現在コロナ禍において何かと不便の多い毎日ですが、この状況が一日でも早く解消され、平穏な日々が戻りますようお祈り申し上げます。

 先の見通しがつき辛い状況が続きますが、くれぐれもご自愛ください。

 さて、私の経営するダリオカフェが、6月7日から津名高校の食堂を運営させて頂いております。

 淡路島に帰ってきて20年、そして津名高校100周年のこの時に母校に携われることを心より感謝しております。

 時代の流れと共に、学校食堂のあり方も変化が生じてきていると感じます。まさに、ニューノーマル時代に突入です。

 近年、食育をはじめ、食に関する様々な事情が変化してきていますが、少子化による生徒の減少、食堂運営難そしてコロナ禍など困難な状況も増えています。それでも学校食堂は必要です。

 今回、食堂を運営するにあたりOBの方から『ノーノーマル』でとお言葉を頂きました。これから運営していく中で、賛否両論はもちろんあるとは思いますが、多様な変化や様々な企画等をさせて頂きたいと思います。

 私の考える食堂のあり方は、こちらからの一方通行ではなく、生徒のみなさんと可能な限り意見交換しながら津名高生徒が喜んだり、誇れる一部になれるようにしていきたいと思います。そんな新しい形創りが、『Cafeteria/Tuna』です。津名高同窓会ホームページのテーマと同じく『誰もがみんな参加したくなる場所』になれるよう努力します。そのためにも同窓生の皆様のお力が必要です。どうかよろしくお願い致します。

 在校生には現在コロナ禍で勉強、部活動、様々な行事に支障が出ていると思います。なかなか難しい状況ですが、どうか前を向いて進んで行ってください。この困難な状況が一日でも早く収束することを願います。

 母校には、今回このような食堂経営の機会を頂き、本当に感謝しております。

 『Cafeteria/Tuna』を通じて生徒のみなさんが少しでも有意義な時間を過ごせる場所を創れるように、そして成長していく姿を見守れるように努力していきますのでよろしくお願いします。