水仙の丘に行ってきました。

 水仙の丘は、津名高10回生の井上善人さんが、まだ役場に勤めていた、今から20年以上前から自分のミカン山に水仙を植え始めてきました。お話を聞かせていただき、少しまとめさせていただきました。その詳細は、近況報告として別途、投稿していただきます。

 灘の水仙郷は、1・2月が見頃ですが、その後、淡路の観光名所がなくなります。
 水仙は種類によっては、もっと遅くまで咲き続ける種類があるので、それらを植えれば暖かくなって桜などの花が咲き始める時期まで楽しめ、観光客に楽しんでもらえるのではないかと思ったそうです。
 ミカン山だった丘陵を水仙畑に。大量の球根を一度に買うにはかなりのお金が必要なため、少しずつ買って増やしていくことを考えました。数年たったら掘って分球して植えなおす。その繰り返しで、畑いっぱいになるまでに増やしていきました。

 阪神淡路大震災、淡路花博2000と、時を過ごしながら確実に育て、今の水仙の丘になりました。それには、20年の歳月が必要でした。
 淡路島でも耕作放棄地、勢いを増して増殖してくる竹林などの少子高齢化の間接的な影響が、いろんなところに見られます。それでも自分にできることはないか、と手探りで探してきました。
 数年前からは新聞やTVでも取り上げられるようになってきましたが、これからも自分一人で続けるには限界があります。
 助けていただける仲間の協力を得ながら、持続できる方法を探しています。

 花があふれ、自然で満たされた淡路島、いつまでも続いてほしいです。