2022年11月30日(水)に淡路市役所にて開催された研修会を紹介させて頂きます。

 講演は「がんサバイバーとしての体験談」順心淡路病院地域連携室看護師長 和久康子氏と「切らずに治す最新のがん治療」神戸低侵襲がん医療センター院長 藤井正彦氏による 2題。

 和久先生はご自身の体験を事例として詳しくお話し下さり、がんが決して他人ごとではなく誰にも起こりうる身近な存在で、当たり前の生活が送れることのありがたさと、検診を受けることの大切さを身に染みて感じさせられました。

 藤井先生からは、“小さく見つけてやさしく治す”を基本理念として神戸低侵襲がん医療センターで行われている最先端のがん治療について、とてもわかりやすくお話し頂きました。高精度放射線治療、化学放射線療法、免疫療法、、、etc.(詳しくは藤井先生のHP等をご覧下さい)

 日進月歩のがん医療、その最先端の技術を駆使してひとりでも多くの患者さんを救いたいという先生の強い思いが随所に伝わってきました。
 藤井先生のお話は終始温かみにあふれ、講演後の質疑応答も和やかにかつ活発に交わされ、時間の経つのがとても早く感じられた有意義な講演会でした。

 実はこの講演会、市の保健師としてご活躍の中野惠子(27回生)さんが企画に携わられて実現しました。                                             

 出席者約60名のうちの4分の1を27回生が占め、終了後には場所を移してプチ同窓会も。

 藤井先生は後日“同窓生近況”のコーナーへ寄稿くださる予定です。
少し先になりますが、どうぞお楽しみに!

                                                 [27回生HP委員2名より]